ストロボの練習

 数年前に買ってなかなか使わなかったストロボを使った写真を練習しました。

ストロボ、自分のスタイル?動きながらパシャパシャ撮っていくスナップみたいな写真には全く向いていない装備だなぁとずっと押し入れに眠っていました。使うかもわからないのにProfotoのB22灯キットを買って、いざ使おうとしたらケーブルを引っ掛けて1灯壊し、向いて無いね〜って諦めていました。


人間を撮る機会はコスプレ以外に無かったため、光で何かを表現という意識が無かったのも良く無かったのかも。なんかコスプレって影を無くしてナンボみたいな固定観念があって。結局白ホリで天井バウンスだったり、自然光でも木の影の中で影ができないように・・・という撮影ばっかりになっていた気がします・・・・・


ということでストロボと光をコントロールするためのソフトボックスだったりを使って光を作るということにチャレンジしてみたのでした。




最初にストロボを付けずにカメラの設定をします。表現に合わせてF値を設定し、シャッタースピードを1/200以下のブレない設定に、ISOを最低の64にしました。この状態でストロボ無しで撮影した時に、写真全体が暗くなっているようにしました。これで映るのはストロボの光だけになります。1/200以下のシャッタースピードにするのはストロボの同調速度に合わせるため。



写真左側から45度くらいの角度でソフトボックスを付けたストロボを1灯当てています。

メチャメチャ綺麗にバシッと決まってしまった。もうこれで十分では・・

1/200,F8,ISO64

_DSC0044



これは柔らかーくする雰囲気で撮ったはず。どんなふうにセッティングしたかは忘れました!
_DSC8857



壁のライトがこんなふうに映るようにカメラの設定を変更し、人は壁から1.5m位の位置に移動してもらいました。そして上からソフトボックス+グリッドで柔らかいけど周囲に光が漏れないようにセッティングして撮影。
影の出方で光源がどこにあるかわかる気がします。

_DSC8231


自然光に加えて、モデルさんの前方から窓と並行なストロボ光を当てています。ストロボの先端に筒(スヌート)を装着しスポットライトのようにしています。
スポットライトで照らされた時のような、輪郭がはっきりとした影がモデルさんの頭付近に作られていると思います。

_DSC9613




ストロボの光のコントロールは難しいような気がしますが、目的を持って設定すればなんとなくそれっぽくなることがわかりました。
ちょっと安心。

うーん??となる時は、変に執着せずに諦めて最初からやり直すのが経験値にもなっていいかも。



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